登窯の解体と移転

膳所焼窯元には100年前に作られ現在は使用出来ない登窯があります。
登窯は地震により崩落の危険性があると指摘されております。琵琶湖周辺も地震が起こる可能性があるそうです。大津市に歴史遺産か産業遺産の登録と補助を申請しましたが、断られました。
ついては今年中を目処に膳所焼窯元は登窯の解体と同時に移転をすることと致します。
移転先としては膳所焼の400年の歴史を俯瞰し所縁ある場所を検討しております。移転後も陶芸作家の方々と膳所焼の制作や茶会の開催に尽力して参ります。
前オーナーより引き継いだ遠州七窯の一つである膳所焼を後世に残すためにも本施作の実行を今年中の完遂を目指します。

引き続きご理解ご支援を頂けますと幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

膳所焼窯元陽炎園当主
遠州流茶道師範　
当機庵　　柴山宗哲

オンラインショップ
　展示・イベント案内